● 温度、相対湿度または絶対湿度、熱中症指数または露点、時刻を一覧表示
● 温度・相対湿度の上限と下限アラームを設定可能、LEDとブザーでお知らせ(ブザー音オフ可能)
● 相対湿度と絶対湿度を切替表示
● 熱中症指数と露点を切替表示
● 露点の管理、塗装などの乾燥過程に
● 実験室、作業環境の温湿度管理に
● 熱中症と季節性インフルエンザ対策に
● 壁掛と卓上の2通りの設置が可能
※ 本製品は屋内および屋外で太陽照射のない場所で使用するよう設計されています。
※ 本体は防水構造になっておりません。雨や水がかかるような場所ではご使用にならないでください。
● 熱中症指数(WBGT)とは
熱中症指数(WBGT)とは熱中症を含む暑熱環境における人が受ける熱ストレスを評価する指数です。
熱中症指数(WBGT)が28℃以上では「厳重警戒」、31℃以上になると「危険」となります。
● 絶対湿度とは
空気の体積1立方メートルあたりに含まれる水蒸気の質量を表す指数です。
季節性インフルエンザの流行に関して、乾燥指数(絶対湿度)が11g/m3以下では「注意」、7g/m3以下になると「警戒」となり、どちらも空気が乾燥した状態で適度な加湿を勧めています。
● 相対湿度とは
相対湿度は1立方メートルの中に含むことが可能な最大水蒸気量に対して、実際に含まれている水蒸気量が何%であるかの割合を示すもので、その値は周囲温度により変わります。
● 露点とは
露点とは、水蒸気圧が一定の状態で温度を下げたときに、相対湿度が100%になり、空気中の水蒸気の凝結が始まる温度のことをいいます。結露するかの判定に用います。 本製品の露点温度は、JIS(日本工業規格)に準拠し、温度と相対湿度から計算しています。
● 日常生活における熱中症予防方針
ここでのWBGTはその日の最高気温時の気温と湿度から推定されるものです。日本生気象学会 「日常生活における熱中症予防指針」Ver.1(2007年11月)
● 空気の乾燥状態とインフルエンザの流行
財団法人 宮城県地域医療情報センター ホームページ :全国インフルエンザ流行予測より転記、一部追記
※1(株)エ−・アンド・デイの製品において、空気の乾燥状態を表す絶対湿度を「乾燥指数」として表しています。
本製品は日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針」に準拠して、熱中症の危険度として熱中症指数(WBGT)を用いて表示しています。また、財団法人宮城県地域医療情報センターの「全国インフルエンザ流行予測、考案者 庄司内科小児科医院 庄司眞医師」に準拠して、季節性インフルエンザの流行の目安として乾燥指数(絶対湿度)を用いて表示しています。
● ご使用にあたって
本製品は、熱中症発症を完全に防止できる製品ではありません。熱中症の発症は、温度、湿度、輻射 熱などの温熱環境、性別、年齢、既往歴や健康状態などの個人差、運動、労働、日常 生活活動などの状況、など様々な要因が作用します。ご使用にあたっては、本製品の特性をよくご理解の上、あくまで目安としてお使いください 本製品をご使用中、気分が悪くなった場合には、本製品の表示に係わらず、涼しい場所に移動したり、医師の診察を受けるなどの処置をしてください。
本製品は医療目的に開発・製造されたものではありません。あくまで一般的な日常生活における季節性インフルエンザ予防の目安とするものです。季節性インフルエンザ予防温湿度計は新型インフルエンザの流行には対応しておりません。また、季節性インフルエンザ感染を予防できる製品ではありません。
使用場所 |
屋内 (屋内および屋外で太陽照射のない場所) |
表示項目 |
温度、相対湿度または絶対湿度、熱中症指数または露点、時刻 |
測定項目 |
温度、相対湿度 |
測定範囲 |
温度:0.0℃〜50.0℃ (最小表示0.1℃)
相対湿度:20%RH〜90%RH (最小表示1%RH) |
表示範囲 |
熱中症指数:0.0℃〜60.0℃ (最小表示0.1℃)
絶対湿度:1g/m3〜99g/m3 (最小表示1g/m3)
露点:-25.3℃〜59.8℃ (最小表示0.1℃) |
測定間隔 |
20秒 |
アラーム音量 |
約75dB(30cm離れて) |
電源 |
単3形乾電池3本 電池寿命:約1年(アルカリ電池使用、アラーム動作なしの場合) |
外形寸法 |
108(W)×133(H)×28(D)mm |
本体質量 |
約240g(電池含む) |
付属品 |
モニタ用電池、取扱説明書 |